西城 奏は、普通の少女だ。小学六年の時に頭を打った際に見えるようになった存在がなければ。彼らは普通の人には感知されることもない。それが見える日常は、奏にとっても異常なことだと判断できた。彼女は中学に上がり、里中礼二というみんなに見えないイ
ケメン男性に授業を妨害される。
彼は、代々封印師の家系で、誤ってとあるカードの封印を解いてしまったらしい。カード達は意思を持ち日本全国へと散らばった。里中礼二は、カードが日本から出るのを防ぐための維持のため動けないので、代わりに集めてくれる者を探していた。
意思を持ったカードを再び封印するために、奏はカードの力を借り、魔法少女になった。
ところが手元にあるカードによる変身は問題があるようで…。
「初期装備は普通杖でしょ?!」
これは、カード達を物理で沈める、女の子が好きな魔法少女の成長譚である。
不定期更新ですがよろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-03 10:00:00
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会話率:62%