2051年、日本では怪奇な殺人未遂事件が連続で起きていた。裏通りや真っ暗な夜道での犯行と見られ、争った形跡は無し。致命傷は首筋に付いた二つの傷で、その傷がまるで吸血鬼に噛まれた様な傷に見える事から、『吸血鬼事件』と呼ばれるようになった。そ
こで、市や警察の後押しを受けて、特殊武装組織『ウィアド』が動き出す。ウィアドの調査班、コードネーム、チェイサー7である柳永夜は吸血鬼事件の調査及び解決の為に、市立星亮高校一年A組に天月真夜として潜入することになる。しかし、そのクラスにはある問題があった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-10-24 00:00:00
80217文字
会話率:48%