とある星のとある街、そこに魔力という解明不能なエネルギーの籠もった薬、[ポーション]を売る青年がいた。
幼い頃から才能があり、また外道に手を染めていた彼の腕は、若くして人知を超えた奇跡を体現するポーションまでも作る事ができるようになってい
た。
善人悪人関係なし、金を持った相手にはたとえそれがどんな用途で使われようと万人にポーションを売ってきた青年。
そんな彼のもとにある日馴染みの人売がやってきた。
「よう、頼まれていた品。ようやく手に入れたぜ」
連れてこられたのは見るも無惨な少女。
もう何年も前から諦めていた悲願と邂逅した彼は、ソレを買い取り、自前のポーションで傷を治してやった。
そしてようやく始まる
彼がもう何年も待ち望んでいた
悔恨のポーションクラフトが。
※奴隷と主人の関係ではなく、師弟の関係で物語は進みます。
いくつか作ってから作品を出させていただきます。
目に止りましたらどうぞ、読んでいってください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-06 23:00:00
151389文字
会話率:52%