「ボクはキミと生活を共にすることにした」
AIのシルフは宣言した。
長年の宿敵から機銃をもらった直後であった。
心を手に入れるため、目標値へ向けての決定であった。
「重要なのは食べることでなく、いかに速く飛ぶかということだ」
すこし常識
不足なシルフと日常を過ごし、
空へ飛び発てば、互いに機銃を向け合う、
そんなアンバランスな日々をリンは過ごしていた。
だが、タイムリミット刻々と迫っていて……。
静と動を意識した物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-23 20:00:00
23878文字
会話率:19%