小学5年生の麗葉はとある理由で公立の学校から私立の学校へ転校し、人付き合いが苦手だがそれなりの毎日を送っていた。
冬休みが近付いたある日、友達である美咲とオオワシを見に行く約束をする。しかし、帰宅した麗葉が母親から告げられたのは、単身、長野
へと赴くようにとの指示だった。
「わがままをいわないで」
不満をいいたい心に、母の言葉が突き刺さる。
そしてやって来た長野。麗葉を迎えたのは、不思議な生き物、ハネキツネだった。
姉と自分、母と自分、過去と自分。
不思議な体験を通して、麗葉のたどり着く答えとは……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-13 19:38:48
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会話率:39%