御門隼斗(みかど はやと)・20歳は、中学生の頃からギターに没頭し、プロを目指してバンド活動を続けていた。
4つ下の妹・泉海(いずみ)も遅れてギターを始めるが、隼斗は次第に追い越され、焦燥と劣等感に苛まれるようになっていく。そして自分が
燻ぶっている間に、とうとう妹は事務所へ所属するギタリストになってしまった。
一世一代の覚悟で専門学校へ進学する隼斗だが、芽が出る気配もないまま、やがて社会へ投げ出されるタイムリミットが近付いてくる。
そしてバンドメンバーと話し合い、ある決断のもと隼斗たちはライブハウスのステージに上がるのだった。
★以前投稿していた別作品『ガールズバンド 影を踏む』のスピンオフです。が、本編を読まなくてもお楽しみ(?)いただけると思います。
★もう少し知りたいなと思ってくださった場合は、あとで本編の一部だけでも読んでみてください。
第1章の「泉海の家」、第3章の「不和」、第7章の「泉海の迷い」、第9章の「照らしてきた者たち(前編)」「御門泉海」あたりの流れを知ると、このお話への没入度も高められるかもしれません。ご興味があればぜひ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-08 19:20:00
9531文字
会話率:33%
境界(ひあいポエム4篇収録2012文字)からカットしました。
既に読んだよという方はゴメンナサイm(--)m
最終更新:2012-04-14 02:50:21
340文字
会話率:0%
有名株式会社『ノーマライゼーション』の社長、大岬信吾は新幹線に乗るべく、慣れない新宿駅の中を徘徊していた。ちょうどそのときに、20代前半の若々しい女性と出会う。いつもどこか信吾を恐れている部下と違い、その女性は純粋に信吾に助けの手を差し伸べ
た。信吾はその女性的な優しさに心を惹かれ、女性の電話番号を訊き、後日会う約束を些か強引に交わすのであったが、その女性はとんでもない人だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-02-01 22:27:55
2524文字
会話率:33%