とある事情から松田熊五郎(まつだくまごろう)は神と相対する。
神たるものが持つ圧倒的なオーラに身震いする彼を見て、彼女は事も無げに笑いこう言った。
「貴方はまだ私とまともに闘えるだけの領域に居ない。私が用意する世界で実力を磨いてくるとい
い」と。
熊五郎はその言葉に一も二もなく承知して、早速己の身一つで異世界へ渡って行く。
魔物が居り、竜が居り、魔王が居る。
この世界で鍛えるのだ。更なる力を得る為に。
――そして、神を打倒する為に!
(※熊五郎視点)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-21 10:00:00
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会話率:47%