異世界に転生した久峰三咲(ひさみねみさき)は孤児として拾われ、食事処の看板娘として王都育つ。中世ヨーロッパ風のその世界は、けっして優しくはなかった。悪い治安や大商人、貴族の横暴、マフィアやスラム。現代日本とは比較にならないその街で、それで
もミサキは元気に生きている。信頼できる両親と自分自身にあるチートがあるから。
そんな王都の陰で暗躍する謎の集団があった。俗称『影隠し』もしくは『バブリースライム』。彼らは貴族や商人の闇を暴き、悪党どもを斬っていく。
ミサキと彼らが出会う時、新たな物語が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-22 19:14:21
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会話率:51%