終わりさえもみえない美しい海の果て。
この世界の終末は夢のように儚いことも予言書には描かれていたのでしょうか?
祈りを抱きしめるガラス玉のような魂。願いは眠らずに深遠な時の流れで。生命の見えない翼を抱きしめる夜想曲。絵のような浮
き世を見渡した言葉の契り。
この世界のどこかでは今も空から流星が降り注いで、純白の髪の青年は砂浜の上で海風に吹かれていました。この世界の全てから守るように1人の幼い少女を右腕で抱いてあげながら。こんな夜空の果てにはどんな物語が待つというのでしょう。
(※お知らせ①:この作品は「Kiss to “freedom”, Last world for “ out of love” ~世界で最後の聖夜に自由への口付けを~ 」の続編です。もしもご興味を抱いて頂けたなら、そちらもご一読をどうぞ)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-22 22:00:00
33715文字
会話率:56%