平穏な日々。それはいつも通りということで相違なく。ある事件をきっかけに主人公のそれは一気に崩れ落ちる。絶望を見た主人公は自殺を決意。自らを殺すために持ち込んだ長い麻紐を木に————。と、そんな時。主人公の目には山奥に佇む陰湿な社が映った。
その社の一室。そこには漆黒に輝く髪ととても端正な顔立ちの女性がいて。
死を望む主人公と死を否定するその女。二人の関係はどう紡がれるのか。不慣れなサスペンス作者が送る、怪奇アクションストーリー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-14 04:11:34
6704文字
会話率:25%