少年は----『魔術師』に憧れた-------
その少年は、魔法が使えなかった。
その少年は、能力さえも与えられなかった。
魔法をどれだけ使えるか、が人を評価する一つの指標として存在する国、ルロサム。
その国は、自国内の魔法
練度を向上させる為、『魔法の義務教育』を行う為の機関、通称『学園』を各地に設置した。
その中でも特異な教育方法を取る『フィリス学園』に入学した少年、フィル_レオニスタ。
フィルは国の研究成果である、本来先天的に与えられる筈の『能力』を、後天的に与える技術を欲した。
後天的な能力の貸与が行われる条件は、学園内トップである事や、国内最強の称号『魔王』に届く程の技量を持っている事らしく。
「さて、学園トップを目指して頑張りますか!...まだ魔法使えないけど」
---これは、魔法も無し、能力も無しな少年が、国内最強の魔法使い『魔王』を目指す物語。
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初投稿作品になります。
『なろう』自体が初めての利用なので、至らぬ点があるかもしれませんが、ご指摘していただければなと思います。
よろしくお願いします!
この作品はノベルバにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-15 07:00:00
3122文字
会話率:14%