森から里へ、里から森へ。彼女が歩んだ後には、白い道が残される。その身に毒を持つがゆえに、人間たちの迫害を受けたシロテングタケの娘「アマニタ・シラフィー」は、離れ離れとなった同族たちの行方と、自らの毒を抜く方法を探すための旅をしていた。 旅の
途中で様々なキノコの娘や人間と出会い、時には彼女らが引き起こす事件に巻き込まれながら、シラフィーは各地に自分の軌跡を残していく。 全編通しての主要人物はアマニタ・シラフィーですが、章ごとに異なるキノコの娘に焦点をあてた短編連作です。『oso的 キノコ擬人化図鑑』の二次創作作品となります。登場するキノコの娘の設定と世界観には独自の設定と解釈が含まれることをご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-29 21:00:00
36220文字
会話率:45%