夜になっても灯りの消えない街を見渡せるほど高いビルの屋上に満月の浮かぶ夜空を見上げる一人の少女が居た。
自分の『居場所』という存在を見失い絶望していた彼女は、夜空を見上げたまま、まるで月に吸い込まれるようにその身を投げた。
そして・・・
目
が覚めたらうさぎだった!?
以前の世界で人間として暮らしていた記憶はあるけれど、自分自身のことはさっぱり思い出せない彼女(うさぎ)は平穏に暮らせる『居場所』を見付けてお月見をするために異世界を駆け抜けます!
うさぎとして目を覚ました彼女が異世界で何を見て、感じて、生きるのか。
彼女にとっての『居場所』とは何なのか。
これは『居場所』を求めて異世界を生き抜くとある少女(うさぎ)の物語。
※完結まで書き終えたので、最終確認が終わり次第一日一話更新に変更します。(平日12時休日0時更新)
※完結後も不定期でサイドストーリー等をSS置き場にて更新する予定です。
※感想の他に、誤字脱字や要望などがあれば当サイトかTwitterの方でご連絡ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-09 12:00:00
882692文字
会話率:41%
この世界には科学を超えた魔法がある。人智を超えた精霊がいる。
でも、魔法を使うのに必要なのは呪文でも杖でも魔導書でもない。
中学校で学ぶ国・社・数・理・英の5教科。
これらの_知識だ。
テストの結果=魔法の威力、という図式が成り立つこの世界
。
優秀すぎる兄と比べられ続け、ついにキレた少女_鈴原美月。
彼女は純粋真面目健気系少女から腹黒策士系女子へと変貌を遂げた。
彼女が望むはただ1つ、自分に『兄の様になれ』といい続けた奴らに向かって、兄を超えることによって『ざまぁ』する事のみ。
腹黒策士系女子の下克上が、今始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-26 18:45:34
15423文字
会話率:29%