無職になってしまった主人公、潜田遊輝は途方に暮れながら上の空で街を彷徨っていた。気付くとそこは人気のない路地の裏。ひっそりと佇む悪魔のゲーム屋と言う看板に目を引かれ、悪魔が経営するゲーム店との運命の出会いを果たしてしまう。
GDRと言うハー
ドで遊べるゲーム。それはプレイヤー自らがゲームの世界へと赴き、主人公としてクリアを目指すというものだった。クリア時の状況によって獲得できる特典は他のゲームにもジャンル問わず引き継ぎ可能だと言う嬉しいシステムも。しかし、始めたら中断不可能。ゲーム内の死は現実の死も意味する鬼畜仕様でもあった。
それでも遊輝はゲームマニアとして、無職で暇だしと様々なゲームの世界で冴えない現実世界での人生とは全く違う物語を紡いでいく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-02-21 16:33:07
43257文字
会話率:31%