現実世界での卵関連サルモネラ食中毒はいつごろから言われ始めたのか、マヨネーズは細菌性食中毒に対して安全なのか、また、それは「なろう世界」でも通用するものなのか。そのあたりの私的な考察。
最終更新:2024-10-01 23:11:53
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アレルギー持ちの私。
しかし、動物好きでもある私。
動物のことをちょっとだけ語ってみたくなりました。
第四回の今回は、へびさんについて。
ユーモラスにしようかと思いましたが、あとがきで結構大事なことを語っているかもしれません。
最終更新:2021-06-23 20:00:00
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サルモネラ菌による食中毒が発生! 貴族側の過失が疑われる状況だが、このままでは貴族の名誉を守るため、養鶏場が悪者にされてしまう!? 情報部は『偽の犯人』をでっち上げ、貴族と養鶏場のどちらも悪くない状況を作り出そうとするのだが――!?
最終更新:2019-10-22 16:50:11
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異世界物の小説で出てくる設定として、「卵かけご飯をたべたいけど、異世界では生卵は食べれない」とかいうことについて調べてみました。
また、「マヨネーズを発明したりするけど、生卵は危険じゃないのか」ってことについても。
最終更新:2017-12-19 14:19:55
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翌年に日華事変がはじまるとは、誰も想像もつかなかった昭和11年は、戦前最後の平和な年であった。その年の五月、県下有数の名門校である浜松一中では、恒例の大運動会が開催された。校長はのちにサッカー王国静岡の礎を築いた錦織兵三郎であった。名校長と
して生徒や教職員からも深く慕われていた。
運動会が終了すると、全生徒や教職員に紅白の大福もちが土産として配られた。製作した菓子司は浜松で有名な人気店であった。ところが翌日から、その大福もちを口にした生徒や、浜松に駐屯する兵士の間で、食中毒の症状が現れる。市当局の必死の調査にもかかわらず、食中毒の原因や病名が分からない。県や内務省の名立たる研究者や衛生技師が調査に当たるも、感染経路や原因は不明のままである。二日目になると、生徒たちやその家族から、続々と死者が報告される。浜松市内は恐怖のためにパニック状態となり、医師会や看護協会が巡回診療を始めるも、統一した組織を作ることができず、行き当たりばったりの施策は、ますます混乱を深めていった。
一方で、陸軍軍医学校防疫教室の石井四郎軍医正を中心としたグループは、事件発生当初から、サルモネラ菌(当時の言い方ではゲルトネル氏菌)による集団食中毒事件と判断し、早め早めに感染拡大阻止と、患者治療にあたっていた。そのために軍人の患者からは一人の死者も出すことなく、また二次感染も起こることなく収束していった。それに反して民間では、名古屋帝大法医学の教授が解剖を行うも原因が判明できず、食中毒説、薬物中毒説、果ては人為的な毒物混入説まで現れ、恐怖と不信感は浜松全体に及び、当局の対応が後手後手に回ったことにより、二次感染、三次感染と犠牲者は増加する一方であった。
最終的に、陸軍の提供した血清によって、この大惨事がサルモネラ菌による食中毒ということが立証されたが、市民の間には行政機関に対する不信感が深かった。患者総数二千人以上、死者四十四名を数えた浜松毒大福事件は、こうして六月近くになって、ようやく終息したのであった。
この作品は重複作品です。本文は小荷田歯科医院のホームページにあります。http://www011.upp.so-net.ne.jp/konita/kouhakunosaturikusha.pdf折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-09 16:39:50
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