「キミ、凄いの憑けてるよ?」
リア充な高校生活を夢見て幼馴染の葉山司(はやまつかさ)と共に私立三津川高校の一年生として新たなスタートを切った深瀬景冶(ふかせきょうや)。
人目を引く程の容貌なのに上に伸び悩んでいると言うどこか残念なイケメン
と言われ続けた日々と決別する為に奔走している最中、謎の美少女が接触をしてくる。
何も知らずに手紙で呼び出された景冶は、唐突に冒頭の台詞を突き付けられるも心当たりが無い。
「キミの力が必要なんだ。じゃないと…私にはとても見えない」
彼女の能力を目の当たりにしてしまった景冶は頷くしか無かったのだが、その判断が彼の───もとい、彼と司の日常を非日常に変えてしまう事になるなど、知る由も無かった…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-16 14:17:52
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会話率:61%