「ツテがなくても、異世界に行ける方法って、ない?」
高校生の私、益田 沙保里(ますだ さおり)の親友、隣の席の筈見 沙里(はずみ さり)が突然、そう訊いてきた。
「あるよ」と、私は言った。
明るいけどちょっとおバカで、チャラい男にすぐ引っ掛
かる彼女を、異世界へと連れ出したい。そして、異世界へと行く方法を教えてあげたいんだ。
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以前に投稿したお話ですが、公募用に書き直しました。
他小説サイトにも改稿作を投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-02 12:05:02
7976文字
会話率:54%