高校生である樹(いつき)の毎日は平凡だ。その他大勢の人たちと全く変わらない、なんとなく生きていく日々。それなりに楽しいし、つまらなくはないが、やはり少しだけ退屈に感じる。
しかしそんなぼんやりとした日常は、ある日突然現れた喋るきのこ達
によって終わりを告げ――たりはしない。少しだけ知り合いが増えただけで、今までと特に変わらない
なぜこの家に来たのか、どうして家の庭に住んでいるのか、――なんできのこが喋るのかとか全くもってわからないことだらけだ。
わかったことと言えば一つだけ、どうやら彼女たちには、独自のゲームでそれぞれのカースト、発言権を決定する風習があるらしい――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-25 06:00:00
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会話率:26%