京都の中高一貫校に通う中学三年生の新澤一葉(しんざわかずは)は、写真部の先輩紀平正道(きひらまさみち)に憬れている。
ある日、部活動という名目で正道を『撮影会』に連れ出した一葉は、その日に撮ったスナップ写真のうち、正道を撮った物にだけ、そ
の場に居なかった〝女の子〟が写り込んでいることに気付く。
正道から借りて使っているデジカメにだけ映るその女の子を、最初は気味悪く思った一葉だったが、その子が自宅の部屋に現れるようになって、何かを懸命に伝えてくるその姿を見てしまうと、何とかして話を訊いてあげたいと思うようになる。
思うところあって改題しました。
(旧題)『液晶画面の中の笑顔』
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この作品は「カクヨム」「エブリスタ」「NOVEL DAYS」「ノベルアップ+」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-05 10:07:38
65145文字
会話率:20%