血肉と死骸が大地を覆い、灰色が空を染め、極彩色が目を刺激し、能力が蔓延する崩壊した都市――【血と死と灰の大都市《レッド・デッド・グレータウン》】。
秩序は崩壊し、倫理は消滅し、理性は意味を成さない。
ヒトの生きれる環境ではない都市
では、【能力】を持った生物が跋扈していた。
それは、あるいは人の姿をしている。
それは、あるいは人外の怪物である。
それは、あるいは人を超えし者である。
それは、あるいは人ならざる機械の存在である。
この都市では、全ては力が支配する。
言語も心情も価値を持たない廃都市で――
――少年は、とある出会いを果たす。
※モブ死多め。ギャグ要素多め。ややスチームパンク風のファンタジー。更新ペース不定期。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-02-04 22:03:09
15763文字
会話率:45%