時は5320年。人類の文明は発達し続け、次々と便利な道具が生み出された。同時に地球の森林の木々をどんどん伐採していき、ついに地球の緑は元の0,00006%にまで減少した。そんな時代にも虫の世界はあった。が、多くの虫が緑のある場所に住み着いて
いたのだが、人類が次々と緑を奪っていくので、住む場所も食べる物も全く手に入らなくなり、世界の虫達の9割が死に絶えていった。そんな中、偶々わずかに緑が残る沖縄の森林に一つの命が生まれた。日本カブトムシ、ジャックである。彼は地球の自然を破壊し続ける人間達に憤りを感じていた。そしてある日出会ったコクワガタに自分と同じく人間に怒りを抱いている虫が大勢いること、その虫達が一つの組織をつくり、人間を絶滅させることを目的としていることを知らされる。それを聞いたジャックは自分もその組織に加わるべく、本部があるというオーストラリアへと向かった・・・・
虫VS人。『第一次虫人大戦(だいいちじちゅうじんたいせん)』が今、幕を開ける。
作品イメージ音楽;RADWIMPS 《タユタ》折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-06-17 09:41:06
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