奈良と大阪の稜線にある葛城山で出会った若い男女が意気投合してやがて結婚。
それから十年、二人の男の子にも恵まれ、順風満帆に暮らしていた筈が、妻が突然の病に襲われ、さらに他の病気にもなって一変する
パーキンソン病と言う病と緑内障と言う難
病であったが、家族が団結して妻を助ける。
それから夫は小説家志望であったが、妻の病気がもとで生活のためにペンを置き、アルバイトを繰り返す。
見かねた妻は家族で何もかもが始まった山葛城山へ行くことを決意し、そしてさらに家族を思い他のことも決意する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-28 16:35:29
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会話率:41%