大正12年春。
京都の動物園で、探偵小林秀平の依頼人だった女が殺された。
居合わせた小林が、警察から疑われる。かくなるうえは、犯人を捕まえるしかない。
調査を始めた小林の前に、学生服を着た美少年が現れる。その少年は、あの日の動物園でマリオネ
ットを操っていた少年だった。
少年の名は、中原中也。彼曰く、「マリオネットに亡き人の名前を告げると、本音を語り出す」とのこと。
疑う小林の前で、中也はマリオネットを操り始めた。
「ゆあーん、ゆよーん、ゆやゆよん。さあさあ、聞かせておくれ。生きている間には言えなかったことを。ゆあーん、ゆよーん、ゆやゆよん」
魔術師からもらったというマリオネットを使い、中也と小林は謎を追う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-31 20:30:21
40292文字
会話率:46%
放送番組「やまびこ」。
挨拶に始まって、いろんなジャンルにまたがります。
主にエッセイっぽいが、色々です。
視覚障害者の人に喜んでもらえたら、、、、
という、番組です。
近くにいらしたら、読んであげてやってください。
1号から100号ま
でを目指しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-14 18:00:00
1185文字
会話率:3%