「うんそれ。そういうの可愛くていいなって、オレは思うんだけどね」
にへと笑う彼の顔は子供みたいで、妙な弾み方をする心は何なのか。
「と。そういうつもりなので、よろしく」
よろしくとは何をよろしくなのか。
ぱちくりと瞳を瞬かせる風夏が気付けば
、旭に頭を撫でられている状況である。
動じるものかとむぐと口を引き結んだ。
そんな、彼女らのひとこま。
何かのはじまりの予感は何かと楽しい。
※一部、人物が方言を話します。
不自然になっていないようにとしていますが、不自然な点がありましたら申し訳ありません。
それと、方言の地域差はあるかもしれません。
※カクヨム様にも同内容のものを投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-21 13:57:46
4387文字
会話率:39%
コンビニへと出かけたその帰り、水無は雨に降られてしまう。
どうしようかなあと思っていたところに。
「――水無?」
声をかけられ、反射的に振り返ると。
「桐谷……?」
そこに覚えのある男子の姿があった。
何かが始まるかもしれない
し、始まらないかもしれない。
そんな雨のひとこま。
※カクヨム様にも同内容のものを投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-22 17:44:29
3521文字
会話率:31%
中学生のマヒロと丼くん。淡い恋のはじまりの予感。
とある田舎で、中学生にケータイが普及したころ。持たせてもらえなかった作者のもやもやを青春仕立てで昇華してみました。※ジャンル:恋愛としていますが、恋愛要素は限りなく薄いです
最終更新:2013-01-07 15:48:05
3159文字
会話率:39%
友紀と千尋。
ふたりの出逢いは、
偶然?必然?
キーワード:
最終更新:2012-04-30 21:28:24
609文字
会話率:16%
この出逢いは
偶然?必然?
友紀は運命だと思った、
千尋は…。
ふたりの時計がゆっくり…。
キーワード:
最終更新:2012-04-28 04:08:13
302文字
会話率:9%