「わたし」は最近、すごく不思議な夢を見るようになった。
見たことの無い世界をただひたすら歩くだけの、そんな夢。けど、何故かすごく心が安らぐ。まるで、その世界こそが本当の居場所みたい。
この夢についてもっと知りたい。そう思って、「わたし
」はこの夢について日記を書くことにした――。
(1作目:『日記』)
これは、私が私を表現する唯一の機会。伝えられなかった愛の言葉。
私はあなたを救えなかった。あなたを支えられなかったせいで、あなたは…………。
――ねえ、今そっちに行くわね。会えたら嬉しいな。
(2作目:『遺書』)
物心付いたころから、私たちは一緒にいた。出会ってからもう途方もない時間を共に過ごした。これからも、ずっと二人で時間を刻みたい。どこに行ったとしても。
――これは、ずっと一緒にいたいと願い続けた少女2人の物語。
(3作目:『315年の願い』)
※この3作はどこからでも読めます。1話完結です。
※この小説はエブリスタ、及びpixivにも投稿してあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-27 18:26:07
15619文字
会話率:28%
僕は歩いて行く。
目の前に続くまっすぐな道を、出会いと別れを繰り返して。
最終更新:2018-09-29 12:00:00
1309文字
会話率:12%