みそっかす王女としてのんびり過ごしていたミースン。
夜会が開かれている城の庭園をこっそり通り抜けようとしていたところ、なにやら訳ありっぽい男女の修羅場に遭遇し……
特に伏線等ございません。お気軽にお楽しみください。
最終更新:2023-11-23 19:05:06
2840文字
会話率:27%
麗しき王太子夫妻の間には、王子が二人いる。
一見、幸せそうな家庭だが、夫の王太子は身分に低い女性との浮気を繰り返していた。
大恋愛の末に結婚した一番最初の妃の存在のせいか。
それとも、冤罪で死なせた元婚約者の存在のせいか。
それは誰にも分か
らない。
夫の浮気に何故か寛容な二番目の妃。
そこには王太子の知らない真実があった。
今も、昔も、何一つ真実が見えていなかった王太子。
現在の妻はそんな夫に対して、優しく、そして辛辣に話し始める。
知らなかった方が幸せだった!
そう思っても後の祭り。現実を直視した王太子の未来は・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-01 05:00:00
4751文字
会話率:0%
どうやら私は生まれ変わりをしたらしい。
今世でシオンと名付けられた私は、そこが実は異世界だったり魔法があったりと驚くことはあるものの、前世の憂いを払うようにのんべんだらりと過ごしていた。
しかしどうやら世間的には私は『聖女』の生まれ変
わりだとかなんとかで、見つかればそれはそれは丁重に崇め奉られる存在らしい。いや、前世はただのアラサー社畜だったんだが。
そしてとある事件で私の存在がバレてしまい、あわや哀れな鳥籠生活かと思われたとき、領主であるアシュガール公爵のもとに匿わせていただけることになった。……のだが、何やら公爵家の一人娘であるラニュー様の様子がおかしいような……?
そしてラニュー様の口から聞かされる衝撃の事実。
「ここは乙女ゲームの世界で、あなたはその主人公であるシオンなのですわー!」
「そうですか、診察の予約入れておきますね」
「リアクションうっす!? そして辛辣!」
――これは生来の性格で塩対応になっちゃうシオンが、あっさりと乙女ゲームや悪役令嬢のあれやこれやを切ったりしちゃう物語、かもしれない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-17 21:00:00
4248文字
会話率:49%