泳げなかった中学三年生の少女が、ある日拾った金色の腕輪をきっかけに、泳げるようになる。
けれど、それは誰にも話さなかった。不思議な体験。
少女の「ずっと・・・秘密」だった。
最終更新:2025-06-02 15:47:14
815文字
会話率:10%
合コンで何気なく言われた「痩せたら可愛くなりそうだね」の一言が明里の心に深く刺さる。アレルギーの薬の影響もあり、ぽっちゃりとした自分の姿を気にするようになる。
バイト先で明里は噂に心を奪われる。
"ネット診療、注射で投与、短期間
で痩せられる"同僚の好恵が、その薬投与で、5㎏の減量の成功を収める。一方もう一人の仲間、和美はそんなに太った体形ではないが、ネット診療をする。和美は副作用が1度で現れ苦しみ断念する。
味覚異常や、頭痛・吐き気・倦怠感など、副作用の不安を感じながらも、好恵は投与し続ける。
"やせる"と言う贈り物に対しての代償は副作用。
やがて、彼女は、趣味を手放し、別人のように変わってしまう。
友人たちが必死に止めようとするが、好恵の心には、届かず、バイトも辞め姿を見なくなった好恵の自宅を訪ねる拓也。
かつての好恵とは違う、やせ細っていた。
数年後それぞれの道を歩んだ4人。
「本当のダイエット」の意味を伝えるため、ジムを立ち上げる。
傷つき、それを身近で感じた仲間はお互いを思い続け、変わらぬ交流で友情を重ね、絆を作り続けていく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-02 15:08:54
4635文字
会話率:28%
何気なく開いたSNSの交流広で、楓は一通の投稿に目を留める。
「気軽にメッセージください。待ってます」その言葉に導かれるように始まった、見知らぬ男性"たかゆき"とのやりとり。
優しい言葉、さりげない共感、心の隙間に差し込
む"傘"のような存在。
家庭の事・孤独・仕事の不安・・・楓は少しずつ語りすぎてしまった。
「俺が幸せにするから」「俺が守るから」彼の言葉はいつの間にか楓の未来を支配しようと動き出す。
この傘は本当に私を守るのだったのだろうか?
心を操る"時計じかけの言葉"に楓は気づき始める。
これは自分の足で傘を閉じるまでの物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-31 15:41:59
848文字
会話率:25%