その日、教室は重苦しい沈黙に包まれていた。
いや、児童たちは間もなく始まるであろう闘争の予感にその時を待っていたのだ!
そう――山田くんが休んだため、給食のプリンが余っているのである!
そして始まるプリン争奪じゃんけん大会。
飛び交う心
理戦、超絶技の数々。
そして交差する宿命と運命。
王者タカフミが手にするのは、プリンか、それとも――?
・この物語は何年か前に「ライトノベル作法研究所」様に投稿した同名作品に加筆修正を加えたものとなります(とっくに削除済み)。
・第17回電撃大賞 4次選考作品。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-12-29 00:00:00
23760文字
会話率:38%