この世の中には場面緘黙症(ばめんかんもくしょう)という珍しい疾患があります。
平たく言うと、普段は喋れるけど、大勢の前とか、親しくない人の前では急に喋れなくなる病気です。
発病率は1000人に数人と言われています。
この小説の主
人公は、クラスで孤立する場面緘黙症の女子高生。
そんな彼女が同じクラスの女の子の手助けで、クラスの中に居場所を作り、社会に出て行けるようになるまでを描いています。
すこし百合っぽくなるかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-29 16:04:16
22019文字
会話率:23%