ぼくはキノコ、お姫さまは人間だ。
お姫さまは不思議な力を持っていて、キノコ達を呼び出すことができる。
だけどある時から、お姫さまはキノコが生えると困った顔をするようになった。
お姫さまを助けたいだけなのに、どうして笑ってくれないのかわから
ない。
人間になって、お姫さまをいじめる奴から守ってあげたい。
すると、キノコのお兄さんがぼくに言った。
「それは、お姫さまのためにしたことなのかな? それとも、自分がそうしたかっただけなのかな?」
人間の「お姫さま」が大好きな、キノコの「ぼく」のお話です。
※「竜の番のキノコ姫 ~運命だと婚約破棄されたら、キノコの変態がやってきました~」のスピンオフです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-06 20:13:04
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会話率:26%