第2王子として生まれた彼。彼は第2王子であり才に恵まれていた。
そんな彼は普通ならば、次期国王として選ばれていたであろう。
だが、彼は生まれ持って忌み子の名を持っていた。
忌み子である彼はスクスクと成長し、才の一角を次々に表していく。
それ
をよく思わない第1王子と国王は、何らかの形で彼を排除しようと企む。その企みに気づいた王妃がとった行動は、彼を逃がすことだった。
この時彼は5歳。幼くして、途方に暮れた。
それから20年。
そんな彼が手紙を書いた。
その手紙は、愛する母の為に綴った手紙である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-30 03:26:19
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