生まれて物心ついた頃からずっと呪われ続けてきた呪術師。
辺境で暮らす彼の元には呪われた患者がやってくる。
彼はその呪いを自らの体に移し、治療する。
「あぁ、これはなんの呪いだったかな。そうか、心臓を患う呪いか。
非常に強力な呪いだが、俺に
は効かん。もう経験済みだ。」
一度かかったことのある呪いには耐性ができる。何度もかかれば、再びかかることはない程度の耐性ができる。呪いを受け続けて絶対的な耐性を得た呪術師。
この物語は、常に呪いに晒されてきた彼の人を救う呪術師としての半生を描く物語。
ストックすらない見切り発車の不定期連載です。
ブクマなどして待っていただけると嬉しく思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-22 17:00:00
58890文字
会話率:49%