大勢の人の声が重なり、丸い空間内に響き渡る。
闘志剥き出しで戦う選手達に冒されたように、熱い応援をぶつけあう観客達。応援するチームがチャンスで決める、ピンチを抑える。すると途端にファンの心は一つとなって、喜びを共有しあう。
そんな空気と野球
というスポーツにに魅了された男が、いつものように観戦をしていた時。
隣になった女性に目を奪われた。
野球が終わり、帰る前に勇気を振り絞って彼女に声を掛ける。
「僕と一緒に野球観戦をしてもらえませんか?」
そこから始まるスポーツラブノベル。
選手でも監督でもない、ファンの目線から描いた野球小説です。
ファイターズ日本シリーズ進出記念で投稿させて頂きました!
おめでとう!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-23 16:11:18
14075文字
会話率:31%