スキルという特殊能力がある世界で生きる主人公、姫宮 将貴。彼は、顔もいい、頭もいい、運動もできるといい、三拍子揃った完璧な少年だった。…一つの欠点を除けば…。その欠点とは、人間不信。より簡単に言えば、人間が妙に嫌いだった。例外を除けば、周
りの人を信じられないため、嫌味や皮肉を言ったりし、集団から孤立していた。例外というのは、小学校から付き合いがある幼馴染達と家族だけだった。そんな彼らの前に、不可思議な現象が起こる。
「えーと、今から殺し合いのゲームをしてもらいまーす。」
街中の携帯やテレビ、ビルの宣伝ビジョンなどにも現れた謎の青年。
この後、全世界の混乱を招くデスゲームがはじまった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-28 22:20:27
19636文字
会話率:52%