没ネタですが、ちょっと勿体なく思ったのでスキル詳細だけですが投稿してみます。
物語としてのあらすじは、主人公とクラスメートが神様にスキルをもらって異世界に召喚されるというものです。その中で主人公はただ一人だけ不遇なスキルを貰います。召喚され
た先はファンタジー然とした中世風の異世界で、召喚者は国の姫。ただし生まれたときから自由意思を奪われた国王の奴隷です(←裏設定) 主人公たちは召喚されて直ぐに国王に謁見、人間たちに害を為す魔物の元凶である『魔王』の討伐を依頼されます。これを、クラス内で人望のある正義漢イケメンが自身の正義感に従って承諾。主人公たちは城に逗留して、魔王を倒すための訓練をすることに。一ヶ月ほどで訓練を終えたあとは、仕度金を渡され勇者だけで魔王の元へ。その道中で、主人公は死なず、傷ついても回復するという能力からストレス解消のために毎日いじめを受けることに。抵抗しようにも、能力値が圧倒的に足りないため出来ず、ただ耐えるだけ。他、旅路での雑事(料理や買い出し、夜番、御者など)も全て押し付けられます。そんな旅路の中で召喚者たちは一人、また一人と減っていき、最終的には準不死能力を持つ主人公だけが残り、魔王の根城へ。命からがら辿り着いた魔王の根城にいたのは一人の少女で、主人公は少女に助けられるが、実はその娘が討伐すべき魔王だった。だが城から一歩も外へ出られない少女に対して外の世界のことを話している内に、主人公は魔王である少女を殺すのはおかしいことではないかと思い始めます。だが少女はそんな主人公の事情と想いを知り、自らの命を主人公の手で絶たせることに。最終的には主人公の手にナイフを握らせ、その手を自分の胸に導いて。主人公は異世界に召喚されてから初めて心を通わせた少女を殺してしまったことを嘆きながら、失意の中で自分達を召喚した国へ帰ります。そんな身も心もボロボロになった主人公を待っていたのは、国王への隷属。状態異常に耐性のない主人公は、アッサリと奴隷に落ちてしまいます。そのまま戦争の道具、兵器として十年間を生き、そして戦場にて命を絶たれます。全てが終わったと思った主人公が目を開けると、そこに映ったのはかつてのクラスメートと神様。神様曰く、先程までのはチュートリアルで本番はこれから。それでは二度目の異世界へーー(ここから本編) ...というものでした。宜しければどうぞ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-01 23:14:15
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