カヤが幼い時分に、誤って異世界に召喚されてから十年以上がたっていた。
次第に帰る事を諦めていたカヤはある日、魔術師の青年ティーリから、自分と同郷の少女が召喚された事を告げられる。
召喚具の破損の所為で絶対に元の世界に帰れない、『決して
異世界の人間だと知られてはいけない』カヤと、幼い日にカヤを誤って召喚してしまって以来、『彼女の人生を狂わせてしまった』と、贖罪の意識に苛まれているティーリ。
不思議な関係の『加害者』と『被害者』は、いつしか形を変えていたそれぞれの感情に気づくが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-03-31 17:42:00
38706文字
会話率:24%
本は好き。音楽なんて嫌い。周りが求めるのは、私じゃないから――――。
父と兄と母の才能が賞賛されていたなかで、凪樹はその期待にこたえきれなかった。
一人、家で暮らす日々。
しかし、ある日図書館に向かう途中、なぜか異世界に迷い込んでしまい――
――。
心を凍らせた少女が、異世界の人間と触れ合うことで、優しくなってゆく。
そんなほのぼのを目指しています!逆ハー風味に仕上げようかと思っています。
・・・できたらですけど。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-07-13 20:09:20
8549文字
会話率:16%