お爺さんと孫娘、ひ孫の団らん、そしてお金の流れとを描いた田舎町のほのぼの物話。心に残る作品になるよう丹精込めて書き上げました。
※カクヨムでも公開中です。
最終更新:2012-04-02 22:55:45
3309文字
会話率:40%
独自にモノ探し業を生業としているケンタと助手のアユミ。生業と言っているものの、報酬は大好きな甘味。甘味欲しさに仕事をしている感もある。
そんな二人の元へ依頼人から一通のハガキが来る。内容は危篤状態のおじいちゃんを助けて欲しいと言うもの。
二人は急いで向う。
差出人は八歳のユウタ君。もう治らないと医者が決め付けたため、最後の手段でケンタに依頼したと涙ながらに訴えかける。健気な子供の涙に感化されたアユミが勝手に引き受ける。
帰り道、アユミはケンタに勝手に決めてゴメンと謝る。だが、ケンタは難しい依頼であるが何とか達成してみせると言う。
それから二人は、バラバラになった家族の気持ちを一つにしようと、ユウタの母親や父親、そして危篤状態のおじいちゃんと直接会うなどして、みんながどんな思いを抱いているのか確かめた。
みんなの思いを聞いた時、おじいちゃんが急変したと直接やってくるユウタ。ケンタは急いでおじいちゃんのところへ行くんだと、いつも乗っているアユミの原付きにユウタを乗せ病院へと向わせる。残ったケンタは徒歩で病院まで向おうとしたが、暑さのせいで失速する。
そんな時、たまたまタクシーに乗っていたユウタの父親を見つけ、おじいちゃんが危ないんですと説得するケンタ。どうにか説得に成功し、タクシーに乗せてもらったケンタも病院へ向う。
おじいちゃんの病室の前では、駆けつけたユウタの母親もいて家族全員が揃う。おじいちゃんの様態が分からない中、ケンタは独断で家族全員を病室へと入れる。そして、全員の手をおじいちゃんの手に重ね合わせ、心を一つにするんだと念じる。すると、今まで意識のなかったおじいちゃんが目を醒ますという奇跡が起きる。
おじいちゃんはユウタに対し、死んでも泣くんじゃないぞと語りかける。ウンと返すユウタ。そして息を引き取ったおじいちゃんを前にして、ユウタは涙を見せまいと無理に笑顔を作るのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-12-15 14:57:27
28653文字
会話率:48%
舞台はアメリカ南部の田舎町。
おじいちゃんと僕が二人で遅めの朝食をポーチでとっていると、庭に鳥が飛んできた。自然が教えてくれる知恵をたくさん持つおじいちゃんと僕との関係を一つの出来事を通して感じあうお話し。
最終更新:2011-11-16 09:04:20
1995文字
会話率:12%
おじいちゃんとおばあちゃんは二人暮らし。
何の変哲もないどこにでもいる夫婦だった。
そのおばあちゃんがある日突然おじいちゃんを旅に出ようと誘い出す。
行き先を知らせぬまま・・・
おばあちゃんにはまだ打ち明けていなかったが、おじいちゃ
んの体はすでに病魔に犯されていた。
「これが最後の恩返しだ」
そう思って、おじいちゃんはおばあちゃんの申し出を受け入れた。
これから自分たちに起こる奇跡の物語をまだ知るはずもなく。
命の道。
人が目を閉じるということは、新しい世界への第一歩。
この物語の終わりに、目を閉じた老夫婦がみたものとは。
残酷なまでに美しい人としての「生き方」を旅の道中で起こる困難と異次元に存在する自分の心の葛藤の狭間を抜けた先に見つける。
そんな物語です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-02-19 12:24:58
15757文字
会話率:10%
おじいちゃんと僕の物語。梅干しの種でお茶を飲むのが好きなおじいちゃんと、僕の家族には秘密がある。昭和の香り漂う、ほのぼのとした小説です。子供にも読みやすい、内容になっています。
最終更新:2010-11-09 11:05:44
7814文字
会話率:41%
おじいちゃんと孫は公園に遊びに行った。孫はおじいちゃんの昔の話を聞くのが好きだった。これはそのおじいちゃんが経験した昔のお話・・・
最終更新:2010-02-22 16:04:53
2860文字
会話率:60%
町田沙羅は、毎日したくもないことを一緒にいたいわけでもない友達と一緒にして友人関係をつくるような生活をしていた。他人とは決して理解し合えないことを知っていたからだ。高校三年の夏、幼い頃おじいちゃんと一緒によく言っていた映画館サンセットシネマ
が閉館していることに気づく。いつも友達の言いなりに動いていた沙羅だったが、この日は友達と離れ閉館したサンセットシネマに無断で入る。そこで哲子という女性と出会い…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-11-09 22:54:16
23936文字
会話率:55%
おじいちゃんが亡くなった。最後に僕はおじいちゃんとの会話を思い出した。
最終更新:2009-08-26 13:06:57
875文字
会話率:23%
覗き込んだ顔は、あのおじいちゃん?腕には点滴、体にはモニター。一週間前に会ったあのおじいちゃんとは変わり果てた姿だった。
最終更新:2008-09-04 00:52:01
3273文字
会話率:39%