三年と少し前,謎が多く残る事件があった。とある家族が住んでいた家“だけ“が突然崩れたのだ。「ガス爆発が起きた様です。」出張先でそう言われた一家の主である「功」は,急いで現場に駆けつけた。家は全壊していたが,焼けた後はなく,近隣住民は「いつ
崩れたのか全く分からなかった。」と首を傾げた。そして,その家に住んでいた双子の兄「修夜」と弟「真昼」は無傷で意識がない状態で見つかり,功の看病の元三日で意識を取り戻したが,意識を失う前の記憶が無かった。さらに,その家にいたはずの母親「陽菜」の姿がその日から消えた。とある事情から,母親がいなくなったことを警察に言わなかった三人は,自力で捜し出すことを決意した。
そして現在,一浪を経て大学に入ったため,二十一歳で二年生になった修夜と真昼は,それなりに充実した日々を送っていた。そんなある日,友人達と共に父,功の誕生日を祝っていた修夜と真昼は,あの日の光景と酷似した出来事に遭い記憶を取り戻すことができた。しかしあの日の母と同じように,今度はその場にいた全員が暗闇の中へ吸い込まれてしまった。
その先に待つものとは……?
様々な思いと思惑が交錯する,異世界×ファンタジー,始まります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-05-31 19:52:15
13721文字
会話率:55%
朝ののどかな商店街で突如として起きた「透明人間」事件。誰も触れていないのに物が動き倒れる謎に、人の笑顔がエネルギー「笑わせ屋」が挑む!近隣住民の笑顔のために!それいけ、笑わせ屋!
最終更新:2009-04-14 22:55:03
7415文字
会話率:48%