大学生になりながらも友人も恋人もいないダメ人間の主人公は、親の仕送りを減らされ生活苦から闇金融から借金をしてしまう。借金を貸すあてもなく、返済期限ぎりぎりまで家に引きこもっていた。しかし、空腹からカップラーメンを買い、食べて、食後にコーヒ
ーを飲もうと外の自販機に向かうと電柱に張られている「ガイチュウ駆除」の求人広告が目に入った。高額収入に惹かれた彼は面接に行くことにしたのだった。しかし、そこは普通のガイチュウ駆除ではなくて―――。 アホ臭い小説でございます。お暇な方や時間がたっぷりある方やどうでもいい文章を読んでもいい方であれば、お読みになってくださいませ。何も保障はしません。どうぞ、どうぞ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-02-17 15:39:55
30148文字
会話率:67%
本書は、10数年前に痴呆症(当時はそう呼ばれていた。現在は認知症)になってしまった母と私(筆者)との介護会話日記である。この日記は19年前に起こった「阪神淡路大震災」から始まった。
認知症がどのような「病」なのかを、コミカルな大阪弁で「母と
の会話」を通して著した。
母と私(筆者)は二人暮らし。
「認知症」は「切ない」病である。このため「認知症」の介護は、仕事との両立が困難で、生活苦に陥りやすく、苦悩の連続で、多くの介護者は「悩み、苦し」、挙句、心中や殺人に迄到るケースが後を絶たない。いまでも、この状況はあまり変わっていない。むしろ、高齢化社会が進んできた事や長引く不況で、増え続けているのが現状である。
昨今では、有名人や芸能人等が「介護を巡って、苦悩を告白」マスコミもこれを大きく取り上げ、「介護地獄」を喧伝している。
果たして、そうか。私は、認知症の母を介護しながら「介護」は「地獄」とする風潮に「疑義」を抱き続けてきた。
母が笑ってくれれば、笑顔を見せてくれれば、それで良い。そのためには「逆らわず、怒らず、大声を出さず」に「介護は会話から」を基本に実践した。
この日記は「認知症の介護」の答えを出した分けではない。が、このような「介護」もある、と言うことを知って頂ければ、多くの介護関係者の参考になろうかと、思い、取りまとめたものである。
その母も3年前に天国へ逝ってしまった。
私は、いま「看取り後」として、「男性介護ネット(事務局:立命館大学)」を、応援するため、このブログを続けている。介護していた愛する人を亡くし、独りぼっちになった方々を「ロストシングル」と言うそうだ。この方々は、一心に介護をしてきただけに、その反動も大きく「抜け殻」のようになってしまう方もいる。「介護」が生き甲斐となっていたからである。その生き甲斐が無くなったら。
私もご同様だ。看取り後、自分がどう生きていくかを、ブログに書いていくことにした。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-08-23 16:13:12
159955文字
会話率:46%
3つの騎士国と呼ばれる国々が長きに渡って争いを続けている時代。人々は度重なる戦争と生活苦に困憊し、略奪・虐殺行為が蔓延する治安を作り上げてしまう。そんな中、絶対平和主義を提唱する新興宗教『聖フォグナ教団』が設立される。各国で内乱の火蓋を切っ
た。消費が激しかったクロノスは内乱によって打倒され、大陸中のフォグナ教信者はクロノスへと集結した。状況は変わらず、三つ巴の戦いは熾烈化していく…。――そんな荒んだ世界の中、一人の賞金首が居た男の名は『ヴィア=リーク』通称『剣士狩りのヴィア』果たして、彼の目的とは――?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-06-16 01:14:03
25053文字
会話率:27%