彼は黒板を愛している。
そう思っている彼女の日課は誰よりも早く教室に着くことで。
彼女は黒板だけは見てくれる。
それならと彼が彼女にしたことは絵を描き続けることだった。
彼と彼女の、噛み合っているようで噛み合っていない日々は周囲を巻き込み
ながらゆるく、ゆるく展開していく。
真面目過ぎるが故に周りが見えていないどこか抜けている少女と絵を描く以外は寝ていたいという「眠り王子」と呼ばれる万能少年の話。
※短編、後日談、続編をひとつにまとめました。間に閑話を入れたりしています。※自サイトに転載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-12-25 11:00:00
83597文字
会話率:28%
日々黒板消し掃除にいそしむ高校生と国語科教育実習生の、口説いたり口説かれたり、逃げたり逃げられたり、のんびりおしゃべりしたりの約3週間(週休2日制)。「黒板消しって綾織りなんですよ。先生のネクタイとおそろいですね」「それは『お前のネクタイは
チョークの粉まみれになった方がお似合いだ』という意味か」「ちっ違います!」
※基本的に放課後の教室でうだうだしゃべっています。活動量低いです。
※本編完結。6/11~番外編開始しました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-08-18 12:05:23
113408文字
会話率:29%