【第8作目】
放課後の放送室で女友達を待つ俺は、『チッチ』と呼ばれる放送部員。
身長が低い事で馬鹿にされてる俺にも、気安く話し掛けてくれる彼女は、生徒会の副会長。
結構仲が良くて連んでいるけど、別に付き合ってる訳じゃ無い…。
だって、俺は知
ってるんだ…
彼女には、片思いの好きな奴がいて……。
舞台は昭和50年代…
とある街の、とある中学の……普通の男の子と女の子のお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-11-08 03:45:56
4820文字
会話率:59%
昭和50年代の終わり。西暦なら1980年代の初め。バブル景気の少し前。東京近郊、雑木林と畑ばかりの小さな町にも、開発の波が押し寄せて、住宅地が増え始めたころ。パソコンもケータイもインターネットもない、だけど現代にはない、おおらかさ、ゆるさ、
があった時代。なつかしむだけではない”あのころ”
団地の公立小学校に通う、体育と算数が苦手な「文化系」の少年の日常・・・
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-04-07 02:56:21
2372文字
会話率:22%