私が感傷的な曲を聴いている時にやってくる感覚を、詩にしてみたものです。
フワフワ、というか浮遊感のような不思議な感覚が表現できていれば、いいなと思います。
最終更新:2017-05-07 21:51:50
354文字
会話率:0%
感傷。感じる、傷つくという言葉が合わさったもの。
人はなぜ感傷的になるのか。理由はどうでもいい。重要なのはどんな人でも感傷に浸る瞬間があるということ。
そのときだけは、ここではない、どこか別の世界に迷い込んだような気分になるのだ。あるい
は、自分ではない、誰か別の人格が顔をのぞかせたような。
それくらい、目に映るもの、耳に入るものの感じ方が、普段の自分とは全く異なる。
これは、そんな瞬間を切り取った日常の1ページ。
そう、きっと別世界というのは、すぐそばに存在しているのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-14 00:47:02
1062文字
会話率:0%
掌編小説です。ある家族が引越しをする、その当日朝の風景。
引越しの朝、ちょっとわくわくしていた主人公ですが、家具や柱の落書きを見ているうちに、最後には、この家を離れていくという感傷に浸る――という内容です。
最終更新:2015-05-05 08:49:08
2775文字
会話率:36%
「私」は修学旅行の最終日、ホテルをこっそり抜け出して海へ行こうと決意した。
暗い海を眺めながら感傷に浸る中、もう一人抜け出していた「ヨミ」が話しかけてくる。
最終更新:2014-11-09 22:06:06
4851文字
会話率:34%
私は自宅で一人感傷に浸っていた。三日前の出来事により生じた衝撃は耐え難いものであり、私をドン底に落とすには充分だったのだ。
それは愛してやまない彼女との別れ。その出来事は私の精神に爪を立てて訴える。
彼女と別れてからの三日間を記憶す
ることを、どうやら私の脳は拒絶したらしい。近くに散らばる数種類の酒瓶がその主犯だろう。
そんな中でおぼろげに覚えていることは彼女と共に映画鑑賞をしたこと。
だが、そんなことは絶対にあり得ないのだ。私は、彼女と別れたあとに彼女とは言葉を交わしてない。連絡もとっていない。
だから、映画鑑賞を共にしたはずがないのだ。
なのに、おぼろげな記憶がある――そんな馬鹿な!
ならば、もっと記憶を確かにしよう。できるだけ早く、正確に思い出せ。虚実の判断つかぬこの映画鑑賞の記憶を。彼女との思い出を。
感傷に浸る時間は終わりだ。私にはもう一瞬たりともムダにできる時間は残されていない。大切な彼女との記憶を思い出し、彼女に謝罪をしなければ。
そして彼女との出来事が正しく脳に刻まれた時に、私はやっと苦しみより解き放たれ、救われるはずなのだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-05 19:56:53
3132文字
会話率:0%
夕暮れ時に屋上で感傷に浸る、愛する人を失った過去を持つ女性。彼女から缶コーヒーのお遣いを頼まれていて戻って来た後輩の男。首から掛けるロケットペンダントに興味を持った男に、女は死んだ彼氏の写真を見せ自分の悲しい過去を語る。これは、そんな彼女が
新たな始まりへと踏み出す過去の綴り。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-09-02 12:44:00
5478文字
会話率:28%
感傷に浸る暇ぐらい与えて下さい!恋する松本さんの、攻防戦開幕編(仮)。糖分少なめです。
最終更新:2012-11-15 21:30:41
1789文字
会話率:30%
夕方、というシチュに涙と歌を交えて、感傷に浸る。
最終更新:2010-07-02 09:33:26
1725文字
会話率:0%
久しぶりの故郷。感傷に浸る間もなく、向かう場所はただひとつ。今日は四回目の結婚記念日だ。届けよう。あいつに―――。
最終更新:2008-04-12 11:26:28
10889文字
会話率:46%