Hanzo妄想の少し不思議なショートショートな物語。怖いと思うか、楽しいと思うか、それはあなた次第。注)作者に虫の知識は皆無です。作中に出てくるホームページは実在しません。
最終更新:2014-02-20 23:29:24
11259文字
会話率:23%
ニヒルに嗤う黒髪の少年、冥賀享利(くらが きょうり)が言った。
「悪霊と人間、お前はどちらが怖いと思う?」
悪霊よりも悪辣な、邪道の祓魔師は嗤う。
人形めいた少女のような少年、詠村真澄(ながむら ますみ)は答える。
「さぁ?どっちも
同じじゃないですか?」
亡霊よりも空虚な、夢見の覡が曖昧に笑う。
どこか歪で、日常から乖離した様な二人の少年。
かれらの周囲で起こる不気味で歪で狂った体験を、不思議で虚ろで壊れた二人が身も蓋も無い雑談を交えて雑然と語る青春怪忌譚。
『鏡の箱』
――呪われた少年の話。
『依り代の人形』
――夢に見た少年の話。
『宙吊りの籠』
――在り得ざる箱庭の話。
『悪霊の器』
――消えた悪霊の話。
※短編集形式で掲載しております。時系列は考慮されておりません。
なお、作中で言及される手法や理論などは冗談半分として聞き流し、決して真似しないでください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-08 00:00:00
40498文字
会話率:34%
ホラー
怖い物が、餌としているのは人の恐怖。
恐怖が語られる時、怖いと思う程身近で現実となる。
無闇に語ってはいけない。
最終更新:2012-07-10 21:58:29
3298文字
会話率:10%
夜が怖いと思うことはありませんか?小さな子供のように、夜が怖いと不安になるませんか?
最終更新:2006-11-25 15:47:19
881文字
会話率:4%