大昔、俺の先祖は勇者だった。その先祖は魔王を見事に打ち倒し英雄となった。それから魔王が現れる度に俺の一族は魔王を倒していった。それより何代か前の先祖の代から俺たち一族は魔王を監視する役目を担うようになった。世の中が近代化し、法律が整備されて
くると魔王でも無闇に倒すことができなくなったからだ。それに最初の魔王が現れてから近年は魔王の血が薄くなって危険度も段々と薄まってきた。もちろん俺たちの一族もそれは例外ではない。段々と戦う事止め、俺たち一族も普通の生活をするようになった。ただ「魔王が再び覚醒する自体になったら迷わず撃て」その使命だけが俺たち一族に残った。
そして、現在、魔王はお隣さんだ。明治に入って苗字帯刀が許されると魔王の一族は真木性を名乗り、俺たち勇者の一族は志麻性を名乗ることになった。俺は志麻礼音、一応勇者の血を引く者だ。魔王の血を引く俺のお隣りさんは真木可憐。俺の幼馴染みにして俺がもしかしたら撃たなければならない人だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-07-31 16:23:26
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会話率:62%
ーーーーーー私立皇凛学院
それは学力・運動力・その他いずれかの能力が優秀である者、
または家柄のよい者のみが入学を許されるという
国内きっての優秀校であった。
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最終更新:2011-06-27 21:00:53
995文字
会話率:40%
「事件の解決なんてものは、警察か、それこそ探偵とかに任せておけばいいんだ、俺達ごときには何もできない。」「いや、出来る。俺達二人なら。」「何を馬鹿な。日本の警察を舐めるなよ?」「分かった、言い方を変える。俺たちにしか出来ない。」「漫画の読み
すぎだ。カッコよく言えば何でも許されるとでも思ってるのか?」「違う。警察はやろうとしてないから、俺たちがやるしかないんだ。」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-07-31 00:57:54
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会話率:47%