モグウルは快足の持主で、狩りをする姿からライオンの子と呼ばれていた。ある時鹿を追い、森の奥へ迷い込むと、見たことの無い泉があった。その泉でモグウルは人魚のカミボボに出会い恋をしその場で求婚する。人魚は自分より泳ぎの遅い雄には魅力を感じない為
、カミボボは「結婚したいなら私を捕まえてごらん」といって泉に飛び込む。モグウルは泳いだ経験が無く、カミボボを捕まえられない。その日モグウルは親友のヴォルン(=私)の元へ行き、初めて自分の涙を見せる。そして次の日から水泳の特訓が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2004-10-14 22:05:12
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