白稜町から直径百キロの大地を蒸発させた「ホワイトメルト事件」から百年後の世界。
交通事故以来、「音が見える」ようになっていた白稜学園高等部二年生の岩石鉄雄は泉コウという美少女を関わりをもつ。
顔の左半分を覆う、黒い眼帯をしている彼女。
泉は放送部に所属していた。
泉に呼び出され、二階の放送室にやってきた鉄雄は、不破美希という少女に部室内に案内される。
そこにいたのは、泉、香坂真柚理、木刀を背負った少女、本多華月。
泉は鉄雄に「ホワイトメルト慰霊祭まで、タナトスの力が効かない貴様に邪魔をされたくない、放送部に入部して監視下にいろ」いい、入部届に判を押してこいと強要する。。
拒否する鉄雄だったが、泉に脅され、嫌々ながら放送部に入部する事になる。
彼女たちは、放送部の活動をしながら、タナトスの仕事である「魂の回収」を行っていた。彼女たちと行動を共にするにつれ、「魂の回収」の他に「特別な魂のかけら」の存在を知る鉄雄。
その魂回収の現場に立ち会った鉄雄は、魂回収の朗読(アンセム)に同調してしまう。
泉の記憶操作によって、同調した時の記憶を奪われた鉄雄は、足先だけが白い黒猫ソウルソウドに出会う。
ソウルソウドは鉄雄に「ホワイトメルトを起こしたのは泉本人、特別な魂のかけらは泉の死んだ恋人の魂であり、君の中にある」と告げる。
ソウルソウドを封印した泉によって再び記憶を封じられた鉄雄は、ホワイトメルト慰霊祭の日、事を起こした泉によって記憶を回復させる。
泉は真柚理、華月、美希の命と、鉄雄の中の恋人の魂を使い、再びホワイトメルトを起こし恋人をよみがえらせようとするが、それを拒否した鉄雄に一度は鉄雄から奪った恋人の魂を滅せられてしまう。
白稜学園の皆が泉の事を一様に忘れ去っている一ヶ月後、鉄雄の前に姿を現した泉が「私を止めてくれてありがとう、そしてサヨウナラだ」と去っていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-03 12:19:49
9894文字
会話率:27%
ファンタジー短編。
荒れ果てた岩石砂漠の街。他の土地から移住してきた女性が、用心棒を雇って酒場を開店する。が、突然始まる、嫌がらせめいた、奇妙な客の闖入。それは嫌がらせではなく実は……?
※自サイトで公開済みの作品です。また、発刊済み個人
誌(短編集)「はたらくお姫さま Reverse(頒布終了済み)」および「BBB!」に収録しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-06-14 16:00:00
9989文字
会話率:30%
変な死に方をしたもんだ。。。
そんで転生したら泥人形だろ。。。
これこそ某幻想殺しさんの台詞に相応しい
不幸だ。。。。
そんでもなったもんはしょうがない
俺は泥人形として生きてく覚悟を決めました
岩石王に俺はなる!!
最終更新:2013-12-21 01:21:19
6134文字
会話率:3%
一人乗りの、宇宙船が故障。不時着した、惑星。
空気はある。岩石の塊の、この星に、降り立ったミュシュに、
どんな運命が待っているのか?ミュシュのどうしようもない、葛藤の旅が始まる。
最終更新:2011-12-29 07:57:48
2642文字
会話率:22%