異能の少女、乙部小雪は、その能力ゆえに深く傷ついた過去を持ちつつも、強い信念のもと“ふつう”の日常に挑む日々をおくっていた。
ところがある夜、夢で『能力を持たなかった場合の自分』が過ごした、もう一つの過去を追体験する。
そうして、眼を醒まし
た彼女がいたのは、夢でみた『もう一人の自分』の――。
手に入れたものも、なくしたものも、あまりに大きくて、簡単に投げ出すことを赦さない。取り返しのつかないものはいくらでもあって、それでも立ち止まることは許せない。多くの迷いと決意と後悔を積み重ね、彼女がつかみ取るものは?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-03-12 14:07:04
22072文字
会話率:20%
男の身に降りかかるは不幸の嵐――
その日暮らしを満喫していたリア=フェイロンの日常は
領主の娘を助けたばっかりに奈落の底へと叩き込まれる
※注意
本作品には不幸成分がかなり多めに詰まっています。
人の不幸を我が事のように感じる素敵な紳士淑
女の方には
とてもお勧めできる小説ではありませんので、ご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2007-12-27 19:00:15
215482文字
会話率:40%