ある秋の日、夜がまだ明けきらぬ頃に光源氏の枕元に故柏木の衛門の督の亡霊らしき物が現れ、光源氏はそのものに横笛を若君(後の薫大将)に伝えることを約束します。数日後、光源氏は先の大臣(かつての頭中将)の屋敷を訪れて横笛を託し、それを若君に渡して
くれと言うことで若君が柏木の忘れ形見であることを伝えます。先の大臣は若君のその横笛を直接渡すと目立ってしまうので、次の年の花の宴において、光源氏の若君を含めた三人の子供に一管ずつの笛を渡すという形で若君に横笛を渡します。
その年の夏はことのほか暑さが厳しく、光源氏は体調を崩して床につくことが多くなり、十五夜のあとしばらくしてみまかります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-05 13:00:11
5347文字
会話率:0%
俺は焦っていた。俺たちのバンドは借金漬けで、今夜のナイト・クラブでの演奏を成功させなければ、刻んでドラゴンの餌にされちまう。それなのに頼みの綱の天才ピアニストは酒びたりで、あまつさえ俺のサックスを盗んで雲隠れしちまった! タイムリミットは
夕暮れまで。片言の鳥人娘・ジニと共に、俺は街を駆けずり回る。スラップスティック・ミュージック・ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-05 14:02:54
20079文字
会話率:48%
『源氏物語』は超絶イケメンの貴公子ヒカルが美少女を次々と攻略していく元祖ハーレムもの小説である。しかし腐女子はやはり視点が違った。ヒカルの兄、スザクとヒカルの「スザク×ヒカル」のカップリングものをどうしても書きたかったようだ。
作者不明『
雲隠六帖』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-30 20:14:31
2167文字
会話率:33%
アンバー王国の王妃様レティの自由な日常。魔法を使ってみたり、雲隠れしてみたり。思いついたことは即行動。
そんな王妃様と彼女に振り回される優しい旦那様やおつきのヒトビトのお話です。
連載ですが、1話づつ完結です。シリーズってゆーんでしょうか?
ゆる~いお話なので、さくっと読んでください♪折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-01-14 21:57:41
74466文字
会話率:41%
ある日、竹青庵の前に行き倒れていた男を、学然と雲隠は拾う。
願いを叶えてもらいにやってきたのかと思いきや、実は彼は記憶を失っていた――。
最終更新:2011-05-13 23:00:00
10797文字
会話率:38%
ある日、雲隠と学然のもとにやってきたのは、幼いこぎつねだった。
彼が雲隠に願ったのは――…。
最終更新:2010-11-11 09:00:00
15064文字
会話率:28%
『竹林奇譚』の外伝です。
雲隠の生誕の日の穏やかなひとときのお話。
最終更新:2010-11-01 09:00:00
1218文字
会話率:32%