プルームと呼ばれる地脈エネルギーを利用し、便利で快適な生活を謳歌する文明に、存続の危機がおとずれる。
次第に減り行くプルームを、使用量を押さえて文明そのものをを永らえようとする王。
しかし彼の政策は国民の反感を買い、ついにクーデターを許して
しまう。
新王は、さらなるプルームの汲み上げを指示するが、果たしてその選択は、彼らの国に、文明により良い未来をもたらすのだろうか。
かねてよりプルーム枯渇説を訴える主人公クロエに、しかし、未だまともに耳を貸す者はいない。
前王の妹ミラ一人を除いては……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-01-13 20:07:11
92285文字
会話率:49%