HPの4周年記念に書いた作品の(微)加筆修正版です。
テーマは「共生」(「共存」に意味合いは近いけれど、言葉としてはこちらかな、と)
人口爆発を迎え、移民を目的とした外宇宙探索船が辿り着いた惑星。
そこは居住可能な環境でありながらも、人体
に有害な陽光が降り注ぐ、過酷な場所だった。
集落を束ねる長の娘・キアナと、その兄弟のように育ったリーウは、太陽に供物を捧げる旅団に加わる。
キアナは見送る為に、リーウは《供物》となる為に──。
設定はSFですが、内容はかなりファンタジーよりのシリアスな話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-06-19 13:00:00
49293文字
会話率:27%